高血圧を予防する食事

高血圧は、常に大きな圧力が血管壁にかかり血管壁を傷めているにもかかわらず、
自覚症状があまり無いことです。気づいた時には、重病になっていることが多々あります。
ですので、血管壁に負荷がかからない、高血圧を予防する食事をすることが大切です。

　
高血圧を予防する食事のポイントは、まずは塩分の取り過ぎないことです。
それと同時に、血管を丈夫にする良質なたんぱく質、血圧を下げる働きのあるカリウム、
マグネシウム、カルシウム、食物繊維などを十分に取ることです。

　
食べる物に気をつければ、高血圧をしっかり予防することができます。
以下の点を注意してみて下さい。

　
　●　塩分を減らす

　
　　　・ 味の付いた主食は、量と回数を極力減らす。
　　　・ 汁物は1日1杯程度にし、具だくさんにする。
　　　・ 食塩の代わりに酢、香辛料、香味野菜を使う。
　　　・ 麺類は食べる回数を減らし、汁は飲まない。
　　　・ インスタント食品、レトルト、冷凍食品は食べない。

　
　●　動物性脂肪の取りすぎない様にする

　
　　　肉の脂肪に含まれる動物性脂肪は、血液中のコレステロール値を高めます。
　　　脂肪の少ないもも、ひれ、鶏肉などを選ぶと良いです。

　
　　　脂肪の多い魚には、ＥＰＡやＤＨＡが多く含まれ、血圧を下げる効果があります。
　　　魚は、脂の多いものを取ると良いです。

　
　●　適切な摂取エネルギー

　
　　　太っている人は、まずは減量です。それだけで、血圧が下がる効果があります。
　　　野菜や海草は満腹感があるので多めに摂ります。脂肪の多い肉類や油っぽいものは
　　　控えて下さい。

　
　●　お酒は飲みすぎない

　
　　　アルコールは肝臓で中性脂肪を作る作用が強いので、飲みすぎないように注意する。

　
　●　油はオリーブオイルにする

　
　　　オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレ
　　　ステロールを増加させます。

　
　●　カリウムと食物繊維を積極的に摂る

　
　　　カリウムは、ナトリウムの作用を打ち消します。また、食物繊維は、ナトリウムを
　　　腸の中で吸着して排泄します。

　

　

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